横山剣(CKB)、MASH、ハイジ、KEISON、Leyonaら、各シーンで活躍するアーティスト達が参加。他ジャンルの才能溢れるアーティスト陣とのコラボ。洋邦の名曲達がレゲエのタフなヴァイブスを身に纏い、新たに生まれ変わった名曲達。
アルバム発売に先駆けて、収録曲着うた・フル配信も続々スタート!第一弾はクレイジーケンバンドの横山剣が歌う、ジャパニーズソウルの名曲「しらけちまうぜ」が配信開始!近藤真彦やオザケンもカバーした、小坂忠1975年の名曲。今後も順次追加配信予定!
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Kuubo
自分が洋邦を問わず一番ソウルを感じた大好きな楽曲を選曲しました。リスナーの方には、「何で、この曲ソウルなの?」って思われる方もいらっしゃるとは思いますけど、歌詞であったりメロディであったり、そしてアティテュードであったり、オレ等が、ソウルミュージック的なマナーを感じた楽曲を素直に選曲しました。ジャマイカ修業時代、向こうのアーティストやミュージシャンって、白人のカントリー・シンガーの曲も、MY SOUL MUSICって言って、変なジャンルの拘りなんてなく、とても自然に音楽を聞いてました。なので、オレ等のソウル・ミュージックって事で聞いてもらえればって思います。宣伝文にもある様に「いくつになっても忘れない大人の音楽」、それがオレのソウル・ミュージックって事です。
今回はレゲエ・シーンの人だけでなく、MASHやHOZE君とか、かねてから気になっていたアーティストと一緒に演る事が出来たのもとても楽しかった。MASHは本当に独自の世界感をもっているので、絶対シュールで飄々としたはっぴいえんどの名曲『風来坊』がハマるって確信していたし、オリジナル・ソウル・ブラザー、HOZE君には、王道中の王道ソングって思ってました。Let's Stay Togetherは難曲の部類に入る曲だと思うけど、軽く余裕で歌いこなしてくれました。ホント上手いシンガーだと思います。彼等の様な他ジャンルの才能溢れるアーティストの皆さんとのコラボが生んだ新たな化学反応のせいで、今までのレゲエのカヴァー作品には無い、ユニークな作品になったと思います。
中でも、自分が洋邦を問わず一番ソウルを感じた大好きな楽曲が「しらけちまうぜ」です。この名曲を何時かカヴァーしたいってずっと思ってました。悲しみをぐっとこらえて愛する女と別れる男の"強がり"、"いなせさ"そして"切なさ"、そんな複雑で屈折した感情イクォール"男心"、それこそがソウルミュージックの永遠のテーマの一つであると思いますけど、そのテーマを表現出来るシンガーって、今の音楽シーンには絶対剣さんしかいないって思ってました。なので、本当にコラボ出来て光栄だし嬉しかったです。
で、剣さんと言えば、その兄貴格のChibowさん、メンフィス・ソウルの名曲、ルーファス・トーマスのWALKING THE DOGを歌ってもらいました。この曲はストーンズがカヴァーしたり、60年代のUKの不良達に人気の曲です。だからこそスキャにしたかったんですが、そんな時代の雰囲気を醸し出せるのってChibowさんしかいなかな?って思ってお願いしました。やっぱり、年季が違うって言うか、流石のパフォーマンスを披露してくれたって思います。まあ、泥臭いブルーズ系からお洒落でジャジィ楽曲まで、バラエティに富んだ選曲で、聴く人を選ばない誰もが楽しめる作品に仕上がったって思います。
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Abechang
自分がソウルを感じる大好きな楽曲ってテーマで、盟友Kuuboと一緒に選曲しました。厳密にはソウルってカテゴライズすべきでない楽曲もあるかも知れませんけど、宣伝文にもある様に、『いくつになっても忘れない大人の音楽』、それが僕らのソウル・ミュージックです。KEISONやLeyonaは、僕の大好きなシンガーなので、彼等の考えるソウル・ミュージックを彼等自身に選んでもらいました。それだけに凄くレイドバックした雰囲気が漂う素敵な仕上がりになったと思います。ハイジは、考えて見ると、唯一レゲエのメイン・ストリームで活躍するシンガーで、今回初めてコラボしたんですけど、どんなジャンルの音楽もきちんと歌いこなせる高度な歌唱力、もの凄い潜在能力を持ったシンガーだと思います。今回の驚きの一つですね。アーシーで骨っぽい楽曲から、洒脱でお洒落な楽曲まで、ジャンルに関係なく、多くの人にリラックスして楽しんでもらえる作品になったって思います。